2017 10月
介護のコツ ~認知症についてその4~ 認知機能が低下しない 低下予防のために出来ること
こんにちは。
2週続けて、台風がやってきました。
最初の台風は雨の量がすごかったですね。
事務所裏の山から水がずっと流れていたり、木が折れていたりと、訪問地域でも多少の被害がありました。
防災の事も、今後触れて行けたらと思います。
今回は、前回の続き、認知症シリーズです。
「認知機能が低下しない 低下予防のために出来ること」がテーマですが、
一番言いたいことは、「出かけましょう!話しましょう!出来ることはやり続けましょう!」です。これが一番大事なことだと感じています。
認知機能が低下したり、忘れっぽくなってくると、人と話したり、外に出ることを控えてしまう方がたくさんいます。
色々なことが億劫になり、外出するための着替えや準備、お風呂に入ること、食べること等、生活に必要なことさえ、支障が出てきてしまうことがあります。
また、ご家族も、出来なくなってきたことは、「危ないからやらなくていい!」「もう家族に任せてゆっくり休んでいて」等取り上げてしまうことがあります。
私が色々な方と関わってきて感じることは、
・人は、出来たことをやらなくなると、どんどんできなくなる
・家族以外の方との交流、社会参加が無くなると、認知機能が低下する
ということです。
今日できたことを明日も続ける。これが大事だと思います。
先日、あつぎ介護フォーラムが開催され、スタッフとして参加してきました。
個致死のテーマは「地域で支えよう!認知症の理解とケア」でした。
厚木市の認知症の取り組みが紹介されていました。
皆さんの自治体でも、認知症への取り組みは積極的に行われていると思います。
調べてみてくださいね。
とりあえず、今回で認知症についてシリーズは終了にしたいと思います。
少しでもお役にたつ情報があったら嬉しいです。
株式会社ふたばらいふ
http://futabalife.com/
住所:神奈川県厚木市中荻野941
TEL:0120-773-547
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介護のコツ 認知機能の低下について その3 相談したい時
こんにちは。 あやこ♪です。
今日は寒かったですね。暑かったり、寒かったり、季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期です。
手洗い、うがいを忘れずに、栄養と睡眠をとって、体調管理に気をつけましょう。
さて、不定期のシリーズ(勝手にシリーズ化していますが・・・)でお送りしている、介護のコツですが、
今回は、認知機能の低下で相談したい時についてです。
認知機能が低下してくると、身体は元気でも介護が必要になってきます。
介護を家族だけで支えることは、とても大変で負担が大きいものです。
また、ご本人が一番辛いので、ご家族に強い口調で怒ってしまったり、ご家族も強い口調で言い返してしまったり・・・
お互いに負担になってしまいます。
各団体や行政機関、病院などに相談窓口が設けられています。
もし、認知機能の低下で病院にかかっている場合は、病院の相談窓口に相談してみるのが良いと思います。
病院によって、色々な呼び方がありますが、「地域連携室」や「在宅医療室」「医療相談室」等、病院と地域をつないでくれる部署を持っています。
地域の資源や、介護・福祉の窓口にも詳しいと思いますし、症状に合わせた相談先を紹介してもらえると思います。
介護保険制度が始まり、現在、各地域に、「地域包括支援センター」という窓口があります。
看護師さんや、社会福祉士さん等、専門のスタッフが相談に乗ってくれます。
必要な介護サービスについてもマネジメントをしてくれます。
介護保険の申請、訪問看護やヘルパー、デイサービス等の介護保険サービスの調整も担当してくれます。
他にも、認知症に関する団体が多くありますので、困ったときにはまず相談を。
1人で抱え込まず、まずは家族や親せきに、専門家に、近所の方に。
みんなで支える、チームで支えるということが大事だと思っています。
次回は、認知機能が低下しない 低下予防のために出来ること を書きたいと思います。
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介護のコツ 認知機能の低下について その2 物忘れへの対応
こんにちは。 あやこ♪です。
前回は認知機能の低下について その1で、物忘れや、認知機能の低下を感じたらどうしたらよいかについて書かせてもらいました。
今回は、物忘れへの対応について書いてみたいと思います。
あくまで、訪問看護師としての私見と、経験上効果がありそうなこと、これまで研修などで勉強したことを盛り込んでいます。
全ての方に有効では無いことをご了承ください。
物忘れと言っても、色々な程度があります。
例1 友人との予定を忘れてしまう。受診の日がいつだか分からない。
私がお勧めするのは、一番よく見る場所に、大きいカレンダーを吊り、予定を全て一つのカレンダーに書き込むとういう方法です。
予定が入ったら、カレンダーに書く癖をつけます。
太字のところが重要です。出来ればご家族皆さんが見るカレンダーが良いです。そして日付の下に書き込む場所があるカレンダーがお勧めです。時間、場所、内容を書き込んでおきます。毎日、毎日見て確認することで、忘れにくくなります。
例2 今日の日付や曜日が分からない。
例えば、毎日新聞を取っている方は、新聞で確認する方もいますが、曜日を間違えて、デイサービスの日だと勘違いして準備してしまったということもよくあります。
そんな時お勧めするのは、日付、曜日が入った大き目のデジタル時計を良く見える場所に置くことです。
あれ、今日何日だっけ?何曜日だっけ?私たちでも感じることありますよね。
そんな時にすぐに確認できる時計があると安心できます。
例3 トイレの場所を忘れてしまう。
慣れたご自宅でも、どこがトイレだか分からなくなってしまうこともあります。
トイレのマークをトイレの前に付けたり、御年齢によっては、「トイレ」より「便所」と書いた方が分かりやすい方もいます。
例4 外に出ると道に迷ってしまう。
例えば、少し違う道を通ってみようと思ったら、分からなくなってしまうことがあるかもしれません。
そんな時、パニックになってしまうと思います。
必ず外出するときに持ち歩くもの(財布や家の鍵等)にご自宅の住所や電話番号、緊急連絡先を書いたカードを入れておくことをお勧めします。
道に迷っても、近くの方にそのカードを見せれば、連絡をしてもらえたり、ご自宅まで送ってもらえるかもしれません。
最初にすべての方に有効では無いと書きました。
現在、認知症の症状に対しての内服や、対応法等、様々開発されています。
全ての病気に当てはまることだと思いますが、症状や、一人ひとりにとって何が当てはまるのか、効果があるのは、会ってみないと、実際に相談を受けてみないとそしてやってみないとわかりません。
効果があるかは分からないけど、あまり期待しないで、とりあえず試してみるというのも1つです。
効果が無かった時はがっかりすることもあるかもしれません。
そんな時、一緒に考えてくれる、次はこうしてみよう!と言ってくれる相談者がいることが心強いのではないかと思います。
次回は、認知機能の低下について その3 相談しましょうに続きます。
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