アルツハイマー認知症の父について その1
こんにちは。あやこ♪です。
ふたばらいふで訪問看護の管理者をしています。
この場を借りて、父のことを少しずつ書いてみたいと思います。
もし、今認知症を患っている方や、ご家族の参考になれば、、そして私もこれまでのことを振り返りたいと思って書いてみます。楽しい話だけではないかもしれませんが、もしご興味がありましたらお付き合いください。
最初に、私の実家について。
私は埼玉で産まれました。実家は、ちゃんこ鍋屋さんをしています。
祖父が相撲が大好きで、相撲部屋からちゃんこを教わり、店を始めて、私の父は2代目です。
1階と2階が店、3階が自宅という環境で育ちました。
そして敷地内には、曾祖母、祖父、祖母、他親戚も住んでおり、お店の従業員の寮もあるという、にぎやかな環境でした。
両親は、店で働いていたので、夕食を一緒に食べることはほとんどなく、兄弟で食べていました。
でも1階に降りていくと、そこは、ちゃんこ鍋屋さんで、お客さんがたくさんいて、みんなが美味しそうに料理を食べたり、お酒を飲んだりしていました。
常連さんには「あやちゃん」とよく声をかけてもらい、可愛がってもらいました。
美味しいものを食べた時って、ほんとにみなさんいい顔をします。
小さい頃からお店の手伝いが大好きで、中学校くらいからはお小遣いをもらってお手伝いしていました。
お茶が欲しそうだなあと思っているお客さんを見てお茶を持っていくと、喜んでもらえてうれしかったです。
こんな環境の中で育ったことで、人と関わることが好きになって今の仕事にもつながっているように思います。
父は、社長として、市場に仕入れに行ったり、商店会の会合に出たり、学校のPTAの役員をしたり、大好きなお相撲を見に行ったりしていました。
旅行や車の運転も好きで、年に1回は家族旅行に連れて行ってくれました。
不定期掲載になりますが、その2に続きます。
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